学校が大好きな学校教員のブログ。

中学校国語科教員、学校が好きすぎて有給とって仕事します。

走れメロス(在宅勤務 with child)

息子は激怒した。必ず、お母ちゃんの仕事を除かなければならぬと決意した。息子には社会一般がわからぬ。息子は、2歳9ヶ月の男の子である。トミカを走らせ、ぬいぐるみのゾウさんと遊んで暮して来た。けれども(ちょっとの間であっても)放置に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明息子は寝室を飛び出し、すぐ隣の居間、兼お母ちゃんの仕事部屋にやって来た。息子には(専業の)父も、母も無い。きょうだいも無い。一人っ子だ。息子は、それゆえ、隣にお母ちゃんが寝ていなければお母ちゃんのもとへやって来るのだ。まず、お母ちゃんの仕事資料を踏んづけ、それからお母ちゃんのパソコンを勢いよく閉じた。息子は両手でお母ちゃんのからだをゆすぶって質問をした(「なにしてんの!」)。お母ちゃんは、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「お母ちゃんは、大事な仕事をしています。」
「え。なんで!!」
「就業時間以外は仕事をしちゃだめ、というのですが、育児と在宅ワークは、相性が合いませぬ。」
「ねんねしよう!!」
「はい、この授業資料を。それから課題の作成を。それから教育雑誌の購読を。・・・やったら寝ます。」
「ちょっとだめだなー!(最近の口癖)」
「息子ちゃん、お母ちゃんはとにかく仕事がたくさんあるからあんたは寝なさい。」
 聞いて、息子は激怒した。「お母ちゃんなんて嫌い!もう泣いちゃうから!(最近の口癖)」